能穴焼 のうけつやき 〔山梨県〕

山梨県韮崎市で焼かれている陶器。窯場の位置が新府城の北にあった能見城の麓、穴山梅雪に緑のある地名「穴山」にあったことから名付けられた。
釉薬への探究から生まれた神秘的な色彩が特徴的。

現在の能穴焼は、代々瓦職人だった初代林茂松が、1935年に山梨にて陶芸に取り組み、「甲斐の陶芸」として再興したもの。
初代の急逝にともない、二代目林茂松が29歳の若さで継承。現在、子息の弘記氏と共に、作陶を続けている。
作品はオブジェが多いが、日用食器も作られる。

林 茂松
林 弘記